「アダプテーション」の主人公はチャーリー・カウフマン(演じるのはニコラス・ケイジ)。そう、脚本を担当しているチャーリー・カウフマンその人こそが、この物語の主人公なり。設定は「マルコヴィッチの穴」が大成功を収めた後。次の新作を書くことになったものの、「マルコヴィッチの穴」を超える作品を書かなければならないというプレッシャーに襲われスランプに。そして「自分を劇中に登場させる」というアイデアを使った脚本を仕上げていく・・・という内容らしいなりが、「アダプテーション」自体に自分が登場してるじゃん!というような、とぼけた
設定なのがおかしいなりねぇ。
スパイク・ジョーンズ監督は、「アダプテーション」が監督第2作目。前作「マルコヴィッチの穴」でもチャーリー・カウフマンと組み、「マルコヴィッチの頭の中に入る穴がある」という奇抜なアイデアで見事に成功を収めたなりが、「アダプテーション」ではどんなアイデアを見せてくれるのか非常に楽しみなりね。予告編を見た限りでは、かなり面白そうな予感。日本での公開は23日からなので、皆さんもぜひぜひ。