発表されたのは富士通製の「F661i」。折畳み型のiモード端末なりが、カメラは搭載されておらず、iアプリも使用することができないとあって、機能的にはGPS以外のウリが見られない端末とも言えるなり。まあ機能を絞ることで端末価格を抑えているというメリットもあるので、一概に「全部の機能が詰め込んであった方が良い」とは言えないなりが、このご時世なりからね。ちょっと残念なり。
「F661i」のGPS機能で何ができるのかというと、自分の現在地の情報をメールに貼付して送ることができたり、今後GPSと連動したiモードサービスが出てきたり、といったところ。この辺は1年半近く先行しているauの方が、サービスの内容自体は一枚も二枚も上手なりかね。まあNTTドコモは「運送業などの法人や、沿岸、山地などで働く人をメインユーザーとして想定している」とターゲットを明らかにしているので、一般のユーザーが楽しく使うことができるようなサービスは、まだ現在は想定されていないのかもしれないなり。
ま、このGPSの技術は今後のNTTドコモの他の端末にも活かされていくことになるはずなので、先々の展開に期待なりね。