はるばる会津へ、馬肉が食べたい Part3。

2006/11/26(Sun) 03:53

◇馬肉を求めて彷徨い始めてしばらくして、重要なことに気が付いたなりよ。だいたい馬肉を食べるシチュエーションはお酒と一緒の場合が多いことが考えると、昼間からやっているお店は少ないのでは……と。しかもこの日は勤労感謝の日。そう、祝日。嫌な予感ほど当たるもので、予め調べておいた数店の馬肉を提供してくれるお店はことごとくお休みだったなりね……。ま、まさか馬肉を食べに会津若松まで行って、馬肉を食べずに帰ることになるのでは……??

◇そこからはもう必死なりよ(笑)。ガイドブックや街で配布されている観光パンフレットで「馬肉」の文字を探しまくり。結果、一軒のお店の紹介文に「馬肉」の文字を見つけたなりね。ここしかない! そう思ったコ○助はすぐにその店「会津会席 鶴ヶ岡茶寮」へと向かったなり。

◇「会津会席 鶴ヶ岡茶寮」は懐石料理のお店。なので、懐石のコースを注文して、そのコースの中に馬肉を使った「何か」があることを祈るような気持ちで食べることにしたなりよ(笑)。もう馬肉を使ったアレやコレや食べたい、なんて贅沢は言わないなり。とにかく自分の中に「会津で馬肉を食べた」という痕跡が残せれば……。


◇料理はこれで以上。うぐお! 馬肉がなひ……馬肉がなかったなりよ……。せっかく会津若松へ、しかも馬肉を食べるために行ったのに馬肉を食べずに帰ることになるとは。こんな失態は人生初(笑)。悔しい感情も湧いてこず、ただただ自分の準備不足に呆れるばかりだったなりね。

◇その後、別の用で仙台に行かなければならなかったので、車で会津若松から仙台まで大移動。途中、猪苗代湖に立ち寄って福島県とはお別れ。猪苗代湖は大きな湖だったなりが、鴨が異常に多いことが印象的すぎたなり。かわいかったなりよ、大量の鴨。


◇今回の会津旅行は完全に失敗。あぁ、馬肉が食べたいなり。

参照記事

表六本木生活マニュアルとは?

ひょんなことから眠らない街・六本木で暮らすことになったコ○助の日々を綴る日記。ぼったくりやドラッグなどアンダーグラウンドな部分がクローズアップされることが多い六本木の「裏」。そんなところには怖くて全く足を踏み入れることができない弱腰なコ○助の、六本木の「表」だけをなぞった生活をご紹介。と、言いつつ日記なので、別に六本木に話題は限定せず。不定期更新。


登場人物解説

コ○助:東京に生まれ育ちながら、六本木には縁もゆかりも、そして興味もなく大人に成長。それが意図せず六本木に住むことになり、今やすっかり六本木の生活に同化。クラブなどに通うキレイな格好をした人々とは全く異なるスタイルで六本木生活を謳歌中。

てきれつ:東京に生まれ育ち、六本木にも詳しいNarinari.comのプログラマーにしてコ○助の長年の友人。「WOLFGANG PUCK」で会議をするのがお気に入り。

コジマ:生まれも育ちも東京の下町。ちゃきちゃきの(?)江戸子。Narinari.comのライターにして、コ○助の長年の友人。てきれつとコジマは、学生時代にDDIポケット関係の仕事で出会ったのがきっかけ。

ウォール真木:長野に生まれ、高校卒業後に海外へ。イギリス→米国と渡り、もうすぐ海外生活のほうが長くなるという「メリケン人」。日本人離れした言動が特徴。

 

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