
コリン・ファレル、4歳の息子の難病を公表する。
2007/10/18(Thu) 11:04
2006年に出演した「マイアミ・バイス」が大ヒットしたことが記憶に新しい、俳優コリン・ファレル。出演作品ではアメリカ英語を話す機会が多いので米国人かと思われがちですが、本人はバリバリのアイルランド人です。今でもインタビューなどで彼本来の強いアイルランド訛りを聞くと、思わず「おお!?」と驚いてしまうウォール真木(笑)。 ところでファレルといえば、私生活ではハリウッド界一のワイルドな俳優としても一時有名でした。かなりの酒好きの上、彼と噂になったセレブも、あのブリトニー・スピアーズなどを含めて何人もいるとか……。それからファレルは、パリス・ヒルトンやパメラ・アンダーソンと並び、セックス・ビデオが流出しちゃった有名人でもあります(汗)。 そんなファレルなんですが、彼には元ガール・フレンドのキム・ボーデネデルとの間に4歳になる男の子がおります。そして先日、彼はアイルランドの新聞でのインタビューで、この息子さんが「エンジェルマン症候群」という先天的な障害にかかっていることを公表しました。 「エンジェルマン症候群」とは、染色体異常が原因で起こる先天的な疾患で、発育の遅れ、発語喪失、発作的な手の動きや笑い、てんかん、足の骨格異常、不眠症などの症状が出ます。また特徴的なのが、この疾患を持つ人々は性格的に人好きで明るい気質が多いのだそうです。ちなみに子供の発症率は10,000〜12,000人に1人程度とのこと。 ファレルは以前からスペシャル・オリンピックのスポークス・パーソンを勤めたこともあり、知的発達にハンディを持つ人々への福祉活動にかかわってきました。今回自分の息子にハンディがあることを公表したのも、今後もっともっと知的障害に対しての理解や認知を人々の間に広めたい、そんな父としての希望があるからなのかもしれませんね。ワイルドな男も父親として成長したということか。

参照記事
Colin Farrell Reveals Son's Health Battle(People.com)−英文− Angelman Syndrome(AS) エンジェルマン症候群(http://genetics.co.jp/)
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