タケノコ、実はすごいかも…健康効果続々“スーパーフード”としての地位確立の可能性

2026/01/23 02:34 Written by ナリナリ編集部

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タケノコが、炒め物食材のイメージを脱却するかもしれないという。驚くほど多くの潜在的な健康効果が特定され、“スーパーフード”としての地位を確立する可能性があるようだ。

タケノコに関する世界初の学術的レビューで、成長の早い竹が腸内環境の改善、血糖値調節、さらには心臓保護効果まで持つ可能性が判明した。日本をはじめアジア料理で長年用いられてきたタケノコだが、現代の食事においてより幅広い役割を果たし得ることを示唆している。

英アングリア・ラスキン大学の専門家らが、ヒトを対象とした臨床試験とヒト細胞を用いた実験室研究の証拠を分析した同研究。筆頭著者で公衆衛生研究者のリー・スミス教授は、タケノコの効能は豊富な栄養プロファイルに起因すると指摘、「糖尿病や心臓病といった現代の健康課題への対処可能性を含む、我々が特定した複数の健康効果は、竹とその抽出物の栄養成分によるものと考えられます」と述べた。

脂肪分が自然に少なくタンパク質が豊富なタケノコは、現在の腸内環境重視の健康トレンドにも適合しており、食物繊維が豊富で腸の働きを改善、有害物質が腸内壁に接触する時間を短縮することで大腸癌リスク低下とも長年関連付けられてきた。

そして今回の研究で、竹の摂取が血糖コントロールを改善し、血糖値安定化に寄与する可能性、そしてより健全な血中脂質プロファイルが観察されたことで、いわゆる「悪玉」コレステロールのより良い制御を通じて、心血管疾患リスクの低減が示唆されるかたちとなった。

また実験室研究を通してプロバイオティクス効果が明らかとなり、有益な腸内細菌の増殖を促進することも期待できるという。英国国民保健サービス(NHS)は、プロバイオティクスは病気後の腸内バランス回復を助け、過敏性腸症候群などの症状緩和に寄与する可能性があるとしている。

さらに竹には抗炎症作用と抗酸化作用も確認され、含まれる化合物は高温調理(ローストやエアフライなど)時に生成される有害な毒素の形成を抑制することが判明した。

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