グウィネス・パルトロウ(52歳)は、俳優としての再スタートはレオナルド・ディカプリオ(51歳)を参考に進めていきたいという。

1998年の映画「恋におちたシェイクスピア」でアカデミー主演女優賞も受賞しているグウィネスだが、母親となった後はハリウッドから距離を置き、自身設立のウェルネスブランド「グープ」の活動に専念するも、来年3月公開予定のスポーツ映画「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」への出演で俳優復帰を果たしていた。
今後はディカプリオに倣い、作品選びの際は「より見極める力を持つ」ことを目指すと、グウィネスはハリウッド・リポーターに語る。
「レオのキャリアを見ると、私たちは同じ時期にスタートしたの。『フレッシュ・アンド・ボーン 〜渇いた愛のゆくえ〜』(グウィネスの初期のターニングポイント的作品)が公開されたのは、彼の『ギルバート・グレイプ』が公開された時だった」
「その頃に私は彼と知り合った。レオはキャリアを見事に管理してきたと思う。彼自身が『イエス』か『ノー』を言うことで、全てが決まってきた。20代の頃、私に誰もそのことを教えてくれなかった」
「だから、もう一度やり直すなら、レオのやり方を参考にして、もっと見極める力を身につけようと思う」
そして自身の初期の俳優としてのキャリアについてこう続けた。
「18歳の時にこの仕事を始めたけど、まるで列車の屋根の上に落とされたようなもので、列車はそのまま走り続けてた。それは、若い女性がデートをするために訓練されるのと同じだった」
「『彼らは私を望んでいるのか?』ノー、『あなたが彼らを望んでいるのか?』なの。私は『これは良いプロジェクトなのか? この監督は良い人なのか?』といったことを考えることさえしていなかった」
「そう考えるべきじゃないのかもね。子どもだし、いろんなことをやりつつ、多くのことにワクワクするから」
「けど同時に、不安な部分があって、ただひたすら続けなきゃいけないと思ってしまう。私は全てにイエスと言い続けなきゃいけないって感じて、完全に燃え尽きてしまった。娘が生まれた時、『もう辞める。二度とこんなことしない』って思ったわ」
ちなみに今後の映画プロジェクトについては白紙だという。
「まだ何も承諾していないの。いくつか考慮したものもあるけど、タイミング的に自分の会社でやるべきことが山積みだから。急ぐ必要もないし、もしこの世界に再び戻るなら、前回とは違うやり方で臨みたいと思っている」