2025年に社会を動かし、つなげた“行動する人”を表彰する「Public of The Year 2025」の授賞式が12月2日に行われ、サッカー日本代表の遠藤航選手が「芸能・スポーツ」部門で受賞した。

プレゼンターを務めた文藝春秋執行役員Number編集局長兼ライフスタイル編集局長の松井一晃さんは、授賞理由について「遠藤航選手はサッカー日本代表キャプテンとして、歴代最強と言われるチームをまとめ、世界最速でワールドカップ出場権を獲得され、来年に開催される本大会の期待を一層高められました。さらに所属する世界トップクラブのリヴァプールでも研鑽を重ね続け、クローザーという新たな形でプレミアリーグ優勝を果たしたチームに大きく貢献されました。日本スポーツ界にパラダイムシフトを起こす存在だと考えております」と、遠藤選手の活躍を絶賛した。
都合により欠席となった遠藤選手からはビデオメッセージが寄せられ、「2025年を振り返ってみると、サッカー日本代表では、世界最速でワールドカップ出場権を獲得できたこと、そしてリヴァプールでは、プレミアムリーグ優勝に貢献できたことが、非常に印象に残っています。このアワードは、社会を動かしているのは『一人ひとりの行動』というメッセージを掲げられていますが、僕自身の挑戦し続ける姿勢を体現できたんじゃないかと感じています。自分の行動が、これから何かを始めようとする人や、一歩踏み出す勇気を探している人々の、少しでも力強い後押しとなれば嬉しいです。これからも世界の舞台で戦い続けます」とコメントした。