タレントで元グラビアアイドルの井上晴美(51歳)が、11月28日に放送されたバラエティ番組「ダマってられない女たち season2」(ABEMA)に出演。26年ぶり、“人生最後のグラビア撮影”に挑戦した。

番組は今回、井上の約26年ぶりとなるグラビア撮影に密着。「子どものために生きてきちゃったから自分のための人生を歩めていない。こういうことをやったら子どもたちは嫌だろうなとか、そういうことを考えていた」と話す井上は、31歳で国際結婚をした翌年に第1子を出産。3人目の子どもが産まれた37歳の時に、生まれ故郷の熊本に移住していた。

現在はシングルマザーとなり、子どもたちと畑作業に励んでいるそう。高校生の娘たちとはなんでも話せる仲で、話題のメインはもっぱら恋バナ。時間を忘れて盛り上がってしまうこともあるという井上の姿に、スタジオの森泉からも「私も娘と早く恋バナしたい!」と声が上がった。
その一方で娘たちからの、“仲が良いからこその”容赦ないツッコミをもらうことも。SNSにアップする写真を撮るときに「おばさんくさい」や「やばっ」と言われ、「若い子からしたらおばさんなんだよね。化粧もしないし、ジーパンにTシャツのおばちゃんだから、ママが綺麗にしている姿をそもそも見たことがないの」と、井上はこぼした。

16歳の時に「桜っ子クラブさくら組」で菅野美穂や中谷美紀らとアイドルデビューした井上は「“アイドル=かわいい”で芸能界に入ったけど、私に用意される衣装や水着はかわいいものじゃなくてセクシー系だった」と、自身のイメージと方向性のギャップに苦しんでいたことを告白。そんな現役時代に転機となったのは、25歳のときに坊主頭で撮影して注目を集めた“坊主ヘアヌード”だった。
当時の女性たちから「かっこいい」と高評価を受け、これが “自分軸で生きる”という子どもたちへの教えのきっかけになったと語る。

「誰かに従うことは楽だけど、自分で考える力がなくなっちゃうから。それは学校でも同じで、別にいい子でいる必要はない」と子どもたちに話すと言い、経験から得たものを子育てに活かし、子どもたちがより良い人生を送れるよう支える井上の姿に、スタジオの面々も深く頷いた。