ジャーナリストの田原総一朗氏(91歳)が10月26日、自身のX(Twitter)を更新。番組内で、高市早苗首相に対して「あんなやつは死んでしまえ、と言えばいい」と発言したことについて、動画で謝罪した。

田原氏は、司会を務めた19日放送の討論番組「激論!クロスファイア」(BS朝日)内で、選択的夫婦別姓に関する話題の中で、高市首相に対して「あんなやつは死んでしまえ、と言えばいい」などと発言し、SNSで大炎上。田原氏は23日、自身のXで「10月19日放送の討論番組『激論!クロスファイア』における私の発言についてお詫び致します。発言の主旨は、野党に檄を飛ばそうとしたものでしたが、きわめて不適切な表現となり、深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪していた。
その後、24日には同番組の打ち切りが決定。番組公式サイトでは「当該発言については、放送後に編成制作局が田原氏に厳重注意致しましたが、本日10月24日(金)に臨時取締役会を開催し、慎重に協議を行いました。その結果、田原氏の発言は政治討論番組としてのモラルを逸脱していると判断し、当該放送回をもって番組を終了することを決定いたしました。また、番組はVTR収録のため不適切発言を編集でカットすることができましたが、それを怠った番組責任者ならびに管理監督者である編成制作局長を懲戒処分としました」と報告していた。
こうした流れを受けて、田原氏は再びXで謝罪。「先週放送の『激論!クロスファイア』で、不適切な発言をしたことを謝罪いたします。高市総理、そして視聴者の皆さま、関係者の皆さま、本当に申し訳ありませんでした」と動画で謝罪している。