イギリス人が招待したい「理想のディナーゲスト」1位は“スポンジ・ボブ”

2025/10/25 11:49 Written by ナリナリ編集部

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スポンジ・ボブが、イギリス人が招待したい「理想のディナーゲスト」投票で1位に選ばれた。

海底都市ビキニタウンのハンバーガー屋カニカーニで働く同アニメキャラクターが16%の票を獲得してトップに。2位に映画「ゴッド・ファーザー」三部作のマフィアボス、マイケル・コルレオーネ(14%)、3位にアニメ「サウスパーク」の主要キャラクター、エリック・カートマン(8%)が続いた。

英ミールキットサービスの「HelloFresh」と動画配信サービスのパラマウント+の調査によると、63%ものイギリス人が自分のお気に入りの番組に登場したレシピを検索したことがあるそうで、半数以上(55%)が視聴した番組や映画がディナーの内容に影響すると回答。ソーシャルメディア(49%)、雑誌・新聞(31%)が続く結果となった。

そして、映画「ミーン・ガールズ」や「スポンジ・ボブ」といったカルト的人気を誇る作品が今なお支持される中、イギリス人の半数以上(56%)が、子どもの頃に見ていたお気に入りの番組を視聴後、ノスタルジックな「心安らぐ料理」を求めることが判明。テレビが料理のインスピレーション源であるだけでなく、感情も揺さぶることを証明した。

ちなみに世代別では、Z世代の若年層がコメディ番組(39%)やアニメ(31%)から最も料理のインスピレーションを得ているのに対し、それより年上の「ジレニアル世代」と呼ばれる25〜34歳層はリアリティ番組(42%)を最大のインスピレーション源であるとした。

今回の調査は「HelloFresh」とパラマウント+の新たな提携を記念するもので、期間限定でテレビシリーズや映画にインスパイアされた50以上のメニューがリリース。「スポンジ・ボブ」からクリスピー・カツ・バーガー、ドラマ「モブランド」からアイルランド産ビーフ鍋、「ミーン・ガールズ」から「水曜日はピンクを着よう」リゾットなどが登場する。

同調査に協力した心理学者ジョー・ヘミングス氏はこう話す。

「イギリス人が食の選択において視聴内容から影響を受けるのは当然です。人間は視覚的刺激や感情的トリガーに反応するようプログラムされています。食べ物は味や香り以上の存在であり、日常の料理に求めるものは目にするものと本質的に結びついているのです」

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