マーゴット・ロビーは、現在も「パイレーツ・オブ・カリビアン」のリブート作品に関与し続けているという。

2020年、ディズニー・フランチャイズのリブート計画との関連が噂されたマーゴットだが、後にプロジェクト自体が中止となったことを示唆していた。しかし今回、同シリーズの最初の5作品を手掛けたプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーが、新作映画の脚本が進行中で、マーゴットのための役柄があることを明かしている。
ザ・ラップにブラッカイマーはこう話す。
「現在、脚本を執筆中だ。脚本は常に頁の上にある。頁の上にないものは、スクリーンに映らない」
「ある時点では2つの脚本があったが、1つが取り下げられ、もう1つで進めることになった」
そしてマーゴット出演のプロジェクトが却下されたのかと聞かれたブラッカイマーは、「いや彼女はまだ関わっているよ」と回答。さらに同シリーズ最初の4作を共同執筆したテッド・エリオットが新たな脚本に関わっていることを明らかにしてもいた。
マーゴット本人は2022年に、「パイレーツ・オブ・カリビアン」関係の映画が中止になったことをヴァニティ・フェア誌に話していた。
「かなり昔に、女性中心の、完全に女性だけの物語というわけじゃないけど、これまでとは違った種類の物語を、しばらくの間開発していた。本当にクールなものになると思っていたけど、彼らはそれをやりたくなかったんでしょうね」
2003年「呪われた海賊たち」から2017年「最後の海賊」まで続いた同シリーズは、ジョニー・デップがジャック・スパロウ船長を演じる人気シリーズだったが、2018年にジョニーの元妻アンバー・ハードが家庭内暴力の被害を主張したことで中断となり、ジョニーが降板するに至っていた。
しかし裁判でジョニーはアンバーの主張を退け、昨年12月にはスタジオがジョニーを第6作に復帰させる検討中と報道。さらに今年になって、ブラッカイマーが脚本次第ではジョニーが同シリーズに復帰する可能性を認めていた。