“地方競馬初”海外のダート重賞制覇、G3コリアカップで快挙

2025/09/08 05:02 Written by Narinari.com編集部

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東京シティ競馬(TCK/大井競馬)所属のディクテオン(セン7)が9月7日、韓国・ソウル競馬場で行われたコリアカップ(G3)に出走。地方競馬所属馬としては初めて、海外のダートで行われる国際グレード競走制覇を果した。

コリアカップで、ディクテオンは、向正面から徐々にポジションを押し上げ、最後の直線では素晴らしい末脚を披露。ゴール前で先行馬を差し切り見事に優勝。韓国の地でも躍動した走りを見せた。

この歴史的快挙について、荒山勝徳調教師は「スタートしてからのポジション的には良いところに付けたと思いました。向正面から徐々に上がっていきましたが、届くかどうかが少しヒヤリとしました。しかしジリジリと伸びてきたところでは力が入りました。(ディクテオン)がゴール板を駆け抜けた瞬間は感慨深く、思わずウルっときて、涙をこらえてしまいました」とコメント。

鞍上の矢野貴之騎手は「韓国の地で3回目の騎乗となりますが、このような大きなレースに騎乗依頼をいただき、ありがたく思っていますし、結果が出せてほっとしています」と話し、「頭数も少なかった(※11頭立て)ので理想どおりの位置にいけたのと、動きたい時にいけたのが勝因だと思います」と語った。

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