ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53歳)が、9月1日に放送されたスポーツ番組「おはようロバーツ」(ABEMA)に出演。レギュラーシーズンも残り1か月となった中、右ひじの手術から2年を経て、待望の復活勝利をあげた大谷翔平選手の現状について語った。

大谷選手は8月14日、古巣ロサンゼルス・エンゼルスとの直接対決に登板し、復帰後初めて5回途中まで投球。連打を浴びて降板となったものの、マイク・トラウト選手との対戦など、日本でも大きな話題となった。
これについて、以前「9月前に5イニングは投げない」と言っていたロバーツ監督は、「5回までやってみようと私が決めた」と明かし、「翔平が次の段階に進む準備ができていると感じた。1週間ほど早かったかもしれない」と、予定を前倒しした理由を語った。
また、大谷選手が投球フォームを調整していることについて、ひじへの負担を問われたロバーツ監督は「今のところ心配していない」とコメント。「彼が腕の角度やフォームを少し変えたことは知っている。それがただ単に今の彼にとって投げやすいのか分からないが、現時点ではあまり心配はしていない」と、冷静に状況を見守る姿勢を示した。