ドラマ版ハリー・ポッターの子役たちに警鐘、子役出身女優「SNSに絶対に近づかないで」

2025/09/01 11:18 Written by Narinari.com編集部

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ソフィー・ターナー(29歳)が、ドラマ版「ハリー・ポッター」の子役たちに、ソーシャルメディアから距離を置くよう注意喚起している。

「ゲーム・オブ・スローンズ」で一躍人気者となったソフィーだが、シーズン1を撮影した当時は14歳で、10代で脚光を浴びる辛さが身に染みてわかるという。

HBOによるドラマ版「ハリー・ポッター」にはドミニク・マクラフリン(ハリー・ポッター役)、アラステア・スタウト(ロン・ウィーズリー役)、アラベラ・スタントン(ハーマイオニー・グレンジャー役)らが出演する。

ソフィーはフローント誌でこう語る。

「『ハリー・ポッター』の新作に出演する子供たちを見ると、ただ抱きしめて『大丈夫、でもソーシャルメディアには絶対に近づかないで』と言いたくなる」
「『地元の人々と友だちで居続けて、家族と一緒に住み、両親があなたの付き添い役であることを確認して』って。彼らが経験する巨大でクレイジーなことの傍らには、地に足がついた基盤があることが本当に大切だから」

「ゲーム・オブ・スローンズ」が始まった数年間はSNSからの集中砲火は無かったというソフィーはこう続ける。

「『ゲーム・オブ・スローンズ』出演当時はSNSが急速に普及し始めた頃だったから、私は数年間平和な時間を過ごせて、その後、適応する必要があった」
「私のメンタルヘルスに計り知れない影響を与えた。言葉にできないほど深刻で、何度も私を壊しかけてね」

ネット上の激しい批判や誹謗中傷で不安障害やうつ病、摂食障害に苦しんだというソフィー。セラピーが自分の命を救ってくれたとして、「私の人生で最も重要なことの一つは、メンタルヘルスについて話すこと。それは不可欠」と続けた。

「ゲーム・オブ・スローンズ」の撮影では、性的暴行のあらすじも含め露骨で感情的なシーンが含まれていたソフィー。同ドラマについてこう振り返っていた。

「『ゲーム・オブ・スローンズ』は、多くの人が『ああ、そんなものは見せられない』と思うような事柄に光を当てたと感じているし、今でもそう思っている。それがトラウマを呼び起こす可能性があることも理解している。その視点は完全に理解できる」
「でも私たちは、何十万年にもわたって女性が戦ってきたこと、家父長制や物のように扱われること、絶え間ない性的暴行に対して、実際に多くの正義を貫いていたと思う。私の知る限り、そうした経験の一端も味わったことのない女性は一人もいないから」

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