「シャイニング」「IT」「キャリー」など数々のヒット作で知られる、世界的ホラー作家のスティーヴン・キングが、ドナルド・トランプ米大統領を「ホラーストーリー」だと語った。

キングは、トランプ氏の2期目が弾劾によって終わることを望んでいるという。
英紙ガーディアンの読者インタビューで、「トランプ政権下のアメリカの結末を自分で書くとしたら、どんな物語になるか?」と問われたキングは、こう答えている。
「弾劾だと思う。私にとっては、それが良い結末だ。彼が引退するのを見たいね。悪い結末は、彼が3期目に就いて完全に政権を掌握することだ。どちらにしてもホラーストーリーだ。トランプはホラーストーリーだよね?」
これまでもキングは、トランプ氏に対して辛辣な批判を繰り返してきた。自身のX(旧Twitter)アカウントでは、「彼は心の奥底では、自分が無能なクソ野郎だと自覚していると思う」「トランプは甘やかされた子どものようだ。思い通りにならないと癇癪を起こす」と投稿している。
トランプ氏はこれまでに2度、下院から弾劾訴追されたが、いずれも上院では無罪となっている。1度目は2019年の議会妨害、2度目は2021年1月6日に発生した議事堂襲撃事件に関連し、選挙不正疑惑を理由に「反乱扇動」したとして訴追された。