“どの作品もジョージ・クルーニー”演技力を疑問視されても気にしない

2025/08/10 11:55 Written by ナリナリ編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


ジョージ・クルーニー(64歳)は、自分の演技に関する批判に耳を傾けないという。

どの作品も自分自身だとして、演技力に関して疑問視されることもあるジョージだが、本人はそういった意見に関心がないそうだ。

ヴァニティ・フェア誌にジョージはこう語る。

「人々が、私は自分自身を演じていると言っている? 気にしないね」
「私の年齢層で『オー・ブラザー!』のようなコメディと、『シリアナ』や(『フィクサー』の)マイケル・クレイトンを演じられる人は多くない。それを踏まえてまだ、私が自分自身を演じていると言うのなら気にしないよ」
「自分自身を演じようとしたことはある? それこそ大変だ」

そして現在の自分が作品内で悪者を追いかけている姿は笑えると自嘲するジョージ。有名な映画スターを演じた最新作「ジェイ・ケリー」についてこう続けた。

「私のようなポジションの、年齢の役者がこのような役を見つけるのは簡単なことじゃない」
「老化を受け入れられないならこの業界から退き消えるしかないね」
「悪党を追いかけるシーンで自分が走ると、もう笑えるくらい緊張感がなくてね。でもそれでいいんだ。全てを受け入れている」

同新作への出演を快諾したジョージだが、ノア・バームバック監督に過酷な撮影にならないよう依頼したという。

「彼に言ったよ。『ノア、聞いて欲しい。脚本は大好きだし、君を監督として尊敬している。しかし私は63歳だ。50テイクは無理だ』って」
「私にその余裕はない。演技の幅はAからBまでさ」

そして俳優としてキャリアの比較的遅い段階までブレイクしなかったことに感謝しているそうだ。

「様々な方向で自分のキャリアが爆発的にヒットしなかったことは幸運だったよ」
「33歳まで周りが見えなくなるような成功もなかった。その時点で12年のキャリアがあったしね。正直言えば、そういった成功全てがどれだけ儚く、自分自身とは何も関係ないことか本当に理解していたんだ」

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.