“早歩き”は、健康に多大な利益をもたらすという。

新たな研究で、毎日15分間の“早歩き”をすると心臓の健康が改善、死亡リスクが19%減少することが判明した。
アメリカの低所得地域に住む約8万人の成人を対象にした同研究。短時間の“早歩き”が3時間のウォーキングより、余暇の運動量を考慮しても効果的である結果となった。研究者らは1日1万歩を目指すのではなく、歩行の速度に注目するべきとしている。
生活習慣と疾患の専門家、ウェイ・ツェン教授はこう説明する。
「“早歩き”はあらゆる年齢層と体力レベルの人々が、一般的な健康、特に心血管の健康を改善するために利用できる、便利で試しやすい低負荷の運動となります」