ローソンは8月5日、累計販売数5億個超えの「プレミアムロールケーキ」のリニューアルを実施。現行品より13円引き下げた214円(税込み)で発売する。

ローソンの「プレミアムロールケーキ」は、2009年9月に発売され、“専門店品質のクリームとスポンジ生地が一体となって楽しめるロールケーキ”というコンセプトのもと、コンビニスイーツの草分け的存在としてこれまでに190種類以上、シリーズ累計5億個以上販売している。
発売以来、その時々の消費者のニーズやトレンドに合わせて、これまで価格も含め8回の仕様変更を実施してきた。
ローソンが2024年12月に20代〜50代の男女800人に実施したロールケーキについてのアンケート調査によると、ロールケーキには“コクがあり軽い後味のクリームとふんわりした生地”が求められていることが判明。こうしたニーズへの対応と、物価高の中でも多くの人にプレミアムロールケーキを楽しんで欲しいとの思いから、品質を落とすことがないよう原材料の種類や配合を見直し、発売以来、初めて現行品よりも価格を下げてリニューアルを実施する。
リニューアルのポイントとして、クリームは、コクがあり後味の軽いクリームにするため、使用する生クリームの種類と配合を見直した。今回のリニューアルでは、乳脂肪分の異なる2種類の北海道産生クリームをブレンドしている。
また、生地については、口当たりの軽さとほどけるような口溶けを実現するため小麦粉を変更。原材料の配合、焼き方、仕込みの製法を見直すことで、“ふんわり”した食感のスポンジ生地にしている。