オアシスが7月4日、イギリスのカーディフ公演で、16年ぶりとなるツアーをスタートした。90年代に絶大な人気を集めながらも、メンバーのリアムとノエル・ギャラガー兄弟の喧嘩が理由で解散していたオアシスが、およそ16年ぶりとなるパフォーマンスを披露した。

ギャラガー兄弟をはじめ、ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズ、ゲム・アーチャー、アンディ・ベル、ジョーイ・ワロンカーらメンバーは、「ハロー」でショーを開幕、「アクイース」「モーニング・グローリー」「サム・マイト・セイ」など数々のヒット曲をおよそ2時間にわたって披露し、約7万5000人の観客にリアムは長年の応援に対する感謝の言葉を述べた。

また、ツアーのチケット販売開始時に話題となった価格高騰をネタに、リアムが「楽しんでる？ 4万ポンド（約790万円）払う価値があっただろ？」と冗談を言う場面もあった。

このツアーは、イギリス公演のあと、北米、韓国、日本、オーストラリア、南米公演を経て、11月25日にブラジル、サンパウロ公演で幕を閉じる予定だ。