女優の北川景子（38歳）が、6月30日に放送されたバラエティ番組「ぽかぽか」（フジテレビ系）に出演。“大変すぎて逃げ出したかった作品”について語った。　　

北川はこの日、主演ドラマ「あなたを奪ったその日から」（関西テレビ・フジテレビ系）の宣伝を兼ねて、同番組の「ぽいぽいトーク」のコーナーに出演。“大変すぎて逃げ出したかった作品”を聞かれ、不安しかなかったという「HERO」（シーズン2）を挙げる。

北川は「シーズン1は木村拓哉さんと松たか子さんがおやりになって。それはそれはもう、すごい旋風を巻き起こしたと言いますか、大人気で。続編になります。あるとき突然、ヒロインのお話をいただいて。『えっ…？』みたいな。いやだって、松たか子さんがやったから良かったのであって、誰も私なんて望んでもいない。『HERO』ファンの皆さんは、松さんをご覧になりたいはずだし、やっても良いんだろうかっていう、まず、お引き受けしていいかの葛藤」から始まったという。

そして現場に入ると、「続編の独特の空気感ってあるじゃないですか。そのキャラクターがすでに皆さん固まってらっしゃるし、撮影のスタイルとかもできあがってる中に、新参者としてなんとか食らいついていくっていう。でもこれ放送されたらすごい炎上するんじゃない…？みたいな気持ちとかも抱えながら、本当に、本当に初回の放送まで怖かったです。ほんと。なんて言われるんだろうって」と不安だったと、率直な気持ちを告白。

ただ、結果的に作品は大成功、北川への批判もなく「大丈夫だった…でも怖くて評判とかはもちろん自分では見ないですけど、概ね受け入れていただいて、映画の続編になるってなりまして。そこで、松たか子さんとご一緒できた。新旧ヒロインが一緒に出るって話になって。松さんに『景子ちゃんとご一緒できて良かった』って言っていただいて。それで『あ〜良かったんだ…』って、すべてが報われたというか、浄化されたというか。そこまではずっと『本物のヒロインは松さん。自分は大丈夫なのか、大丈夫なのか』っていう気持ちをずっと抱えて辛かったです」と語った。