歌手・タレントのanoが出演する、日本マクドナルドの「スマイルあげない(No Smiles)」キャンペーンが、世界最大の広告祭「カンヌライオンズ 2025」にて、銀賞を受賞した。

同キャンペーンが受賞した「カンヌライオンズ」Creative Effectiveness部門は、過去3年間(2022〜2024年)に「カンヌライオンズ」で受賞、またはショートリスト入りした実績を持つ作品のみがエントリー可能なカテゴリー。
「スマイルあげない」キャンペーンは、昨年の「カンヌライオンズ」でEngagement部門のSocial&Influencerにおいて金賞、Audio&RadioおよびEntertainment Lions for Musicでそれぞれ銅賞を受賞しており、今年のCreative Effectiveness部門での銀賞受賞はキャンペーン自体の創造性に加え、長期的なブランド価値やビジネス成果への貢献が高く評価された結果となった。
「スマイルあげない」キャンペーンは、主にZ世代を含む若年層に対して「職場でも自分らしくありたい」という声に寄り添い、マクドナルドの“働き方の多様性”を訴求するために企画された統合キャンペーン。マクドナルドが長年大切にしてきた「スマイル0円」というブランド資産を現代の価値観に合わせて再定義し、SNSや音楽を通じてその想いを可視化したことで、2023年6月の動画公開以降、強い共感と拡散を呼んだ。同年度のクルー応募者数は前年比115%を記録。日本国内のマクドナルドで働く約21万人のクルー(アルバイトスタッフ)のうち約6割を占める24歳以下の若い世代の採用に特に大きな役割を果たした。