「デスパレートな妻たち」や「ヤング・シェルドン」などで知られた女優のヴァレリー・マハフェイが死去した。71歳だった。がんとの闘病生活の末、5月30日にこの世を去ったことを、夫のジョセフ・ケルが明かした。

ヴァレリーは1990年から1995年にかけて出演したドラマ「たどりつけばアラスカ」で、1992年にエミー賞を受賞。2020年のインディー映画「フレンチ・イグジット 〜さよならは言わずに」ではインディペンデント・スピリット賞にノミネートされた。
映画、テレビ、舞台と幅広く活躍し、「デスパレートな妻たち」ではカイル・マクラクラン演じるオーソン・ホッジの元妻アルマ役、「ヤング・シェルドン」では主人公の通う学校の教師役、「デッド・トゥ・ミー 〜さようならの裏に〜」ではクリスティナ・アップルゲイト演じる主人公の義理の母役を演じたことでよく知られた。
映画作では2016年作「ハドソン川の奇跡」、2003年作「シービスケット」、1997年作「ジャングル2ジャングル」、そしてブロードウェイ作品「ドラキュラ」などにも出演。今年3月には「ジ・エイス・デイ」が海外で公開されたところだった。