元レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(RHCP)ギタリストのジョシュ・クリングホッファー(45歳)が、2024年に起きた車両過失致死事件で刑務所入りを免れる司法取引に応じた。

米カリフォルニア州アルハンブラの裁判所で、軽度の車両過失致死(重大な過失なし)で「無罪争訟」を認め、1年間の非公式保護観察と60日の地域奉仕活動、運転安全テストの受験、被害者への賠償金支払いを命じられた。
事件は2024年3月18日、ジョシュの運転していた車がジョージア州アトランタ近郊の横断歩道を渡っていたイスラエル・サンチェスさんをはね、死亡させたもの。訴状によると、事故直前に運転中の注意散漫が指摘され、スマートフォンなどのデバイスを操作していた可能性があるという。さらに、左折時に被害者を認識せず、衝突までブレーキや減速を行わなかったとされる。
サンチェスさんは頭部に重度の鈍的外傷を負い、搬送後約2時間半で死亡が確認された。ジョシュは2019年にRHCPを脱退後、パールジャムのツアーに参加するなど音楽活動を続けている。