ビリー・ジョエル(76歳)が正常圧水頭症と診断されたことにより、ライブ活動を一時休止するものの、引退する意向はないことが関係者から明らかにされた。

5度のグラミー賞受賞歴を持つビリーは、5月23日に全公演のキャンセルを発表。この病気は脳内に脊髄液がたまることで、聴力や視力、バランス感覚に影響を及ぼすことがある。
しかし関係者によると、本人は回復に集中しており、再びステージに立つことに強い意欲を見せているという。
音楽業界の関係者は「彼はステージに立っているときが一番幸せなんです。音楽は彼の人生そのもの。まだ引退するつもりはありません」と語った。別の関係者も「ビリーは引退しません。回復が進めば、またパフォーマンスを再開したいと考えています」とコメントしている。
現在、ビリーは治療とリハビリを受けており、インスタグラムで「ファンの皆をがっかりさせてしまい申し訳ない。理解してくれてありがとう」と声明を発表。「素晴らしい医療を受けられていることに感謝し、健康を最優先に考えている。皆の応援に心から感謝しており、再びステージに立てる日を楽しみにしている」とも綴っていた。