タレントの東野幸治（57歳）が、5月25日に放送されたバラエティ番組「見取り図じゃん」（テレビ朝日系）に出演。たくさんのオファーが舞い込む中で、“出る番組”と“出ない番組”をどのように選んでいるのかについて語った。

番組は今回、“芸能界のてっぺん”を目指す見取り図に、オリジナルの“MC天下論”をレクチャーするべく、東野幸治がゲスト出演。「これだけはやるな3か条」のひとつとして、「尻軽になるな！」を挙げる。

これは、もし天下を獲ろうと志すなら、いろいろな番組のオファーをなんでも受けるようなタレントになるな、スタッフが求める“都合の良いタレント”になるな、ということで、見取り図・盛山が「（東野は）仕事のオファーいっぱい来られるじゃないですか。どう…選んでらっしゃるんですか？」と質問する。

東野は「そう、感覚で選んでる」と答え、断る場合も「あるあるある」。さらに、具体的にどのような番組を断っているのかと聞かれると、「全然悪気ないけど、日本テレビの櫻井くんとか羽鳥さんがやってそうな、V（VTR）見るスタジオトークは断るようにしてる。あんまりしゃべることもないし。Vだけ見てるだけやから、ホンマにお金に困ったら出る。だから、オレが出てたら『この人、お金困ってる』と思ってください。『あぁ、お金欲しいねんなぁ』って思ってくれ」と語る。

逆に「それは出る！絶対出る！っていうのはどんな番組なんですか？」との質問に、東野は「好きな番組とかさ。『ゴッドタン』とかさ、そういう好きな番組は行ってみようかなぁと思うけど」と、お笑いの本流にある好きな番組には積極的に出たい気持ちがあるという。

そのため「なんとなく『ネプリーグ』とか言われても、『なんでオレがネプリーグ出るの？』みたいな、マネージャーに真顔で聞くのよ。ホンマに、悪意じゃなくて、『あれ、オレなんでネプリーグ出るの？』って。普段、『クイズとか出たいわぁ』ってひと言も言うてないのに『ネプリーグ』。別に『ネプリーグ』出たくないとか言うてるわけじゃない。たとえばいま『ネプリーグ』やけど、って言われたときに『ネプリーグ、なんかある？』」と語った。