テクノなどダンスミュージックを聴きながら車を運転すると、事故を起こす可能性が高まることがわかった。

ロンドンのブルネル大学の研究によると、速いテンポの音楽は脳をより刺激するそうで、ドライバーは細心の注意を払う必要があるという。
速いビート、アグレッシブな歌詞、大音量の低音といった要素が、運転中の注意散漫やスピード違反など危険な行動を助長。ダンスミュージックが脳の扁桃体と呼ばれる部分を刺激するとしている。
脳の側頭葉の内側にある小さな構造の扁桃体は自動的に危険を察知する大脳辺縁系の一部で闘争・逃走反応を司ることで知られている。
研究チームはこう説明する。
「私たちの発見は、高負荷の都市環境にいるドライバーに対し、速いテンポの音楽の使用に注意することを示しています」