俳優の大泉洋(52歳)が、4月29日に放送されたバラエティ番組「おにぎりあたためますか」(北海道テレビ)に出演。サンドウィッチマン・伊達みきお(50歳)に「世が世なら私の姿も見られない。お目通りもかなわない。そういう関係ですよ?」と言われた理由を語った。

現在、俳優・戸次重幸らと共に香川県を旅している大泉。その道中、大泉が出演したドキュメンタリー番組「ファミリーヒストリー」(NHK/2024年12月29日放送)の話題になる。

大泉は「ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますけど、私がとあるテレビ局に、私の家族の歴史を調べていただきましてね。そうしましたら、私は宮城県の武家だったということがわかったわけでございます。仙台藩の、片倉小十郎さんっていうお殿様に仕えていた大泉善八という男がいたと。これが私の先祖である、と。どこに住んでるかもわかる。何代前なんですかね? なんてったって戊辰戦争ですから。その戊辰戦争に敗れて、新天地を求めて北海道に先祖は向かったんです」と放送の内容を説明し、「なんかね、ちょっと身が引き締まる思い致しました。なんだ武士だったんだ、みたいに思って。ちょっと喜ばしく思ってました」と語る。
そして「そうしましたらこの間の収録で、サンドウィッチマンに会った。サンドウィッチマンさんってのはとてもいい人たちだし、ついついなんかこう私も、ついついこう…“プロレス”しちゃうんですよ。お会いするとなんかこう…向こうは東北、こっちは北海道みたいな。なんとなく“東北vs.北海道”みたいなやり合いしちゃうわけですよ」と話し、「メガネの伊達さんが、私に開口一番『大泉さん、宮城にルーツあるんじゃないですか』って言われて。『あっ、見ました?』って。さらに僕はちょっと気分が良くなってるから、武士だし、『武士だったんですよ僕』。そしたら伊達さんが『ねぇ! そうですよね。しかも…片倉小十郎さんに仕えてたみたいで。あの片倉小十郎っていうのは、うちの伊達の家臣ですから』。あの方、伊達政宗の流れ汲んでる伊達さんなんです」とコメント。
続けて伊達から「片倉小十郎っていうのは、私の家臣ですからね。その家臣ですから。大泉さん、世が世なら私の姿も見られない。お目通りもかなわない。そういう関係ですよ? 私と大泉さんは。私に話しかけるなんて…言語道断ですから。いろいろ失礼なこと言うけど、有り得ないですよ、昔だったら」「よく分かりましたよ。大泉さんが僕に懐いてくる感じがよく分かりした。部下だったからね。家臣だったんですね」と言われたと語った。