米女優のパメラ・バッハ=ハッセルホフが、3月5日、米ロサンゼルスの自宅で遺体で発見された。62歳だった。

人気ドラマ「ベイウォッチ」などで知られたパメラと数日間連絡がとれず心配した家族から通報を受けて、午後10時ごろに自宅に駆け付けた地元警察は、パメラが頭部に銃弾を放って自ら命を絶ったと発表しており、遺書などは見つかっていないという。
元夫デビッド・ハッセルホフは、17年間結婚生活を共にした妻の訃報を受け、オンラインに追悼の言葉をこう綴っている。
「パメラ・ハッセルホフが亡くなったことで、私たち家族は深く悲しんでいます。この困難な時期に、たくさんの愛とサポートに感謝していますが、私たちが悲しみに暮れ、この困難な時期を乗り切る中、プライバシーを尊重していただけますようお願いします」
1983年にテレビで女優としてのキャリアをスタートさせたパメラは、デビッドが主演した「ナイトライダー」や「ベイウォッチ」のほか、「チアーズ」「ヤング・アンド・ザ・レストレス」といった人気ドラマに出演しテレビの世界で活躍した一方で、フランシス・フォード・コッポラ監督の映画「ランブルフィッシュ」にも出演した。
「ナイトライダー」の撮影で出会ったデビッドとパメラは1989年に結婚し、2人の娘をもうけた後、2006年に和解しがたい不和を理由に離婚。娘たちの養育に関しては共同親権となった。
パメラの最後のインスタグラム投稿は昨年の12月31日のもので、「2025年に足を踏み入れるにあたり、私の心は感謝でいっぱいです。特に私の大切な孫の赤ちゃん、ロンドンについては。彼女の成長を見守り、彼女の笑顔が私の世界を照らしてくれるのを見るのは、本当に最高の幸せです」と綴っていた。