堤真一、“16年来の親交”中村倫也の「ここがクレイジーだな」と思うところ

2025/01/30 00:01 Written by ナリナリ編集部

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俳優の中村倫也(38歳)と堤真一(60歳)が、「キリン一番搾り 生ビール」の新CMに出演。2月3日より「クレイジーって言われたビール」篇、「贅沢すぎて怒られたビール」篇の放映を開始する。それに伴いインタビューに答え、堤が中村について語った。

今回のCMは、大衆居酒屋やグランピング施設で何気なく飲んだ「一番搾り」の旨さに唸る主人公・中村倫也の姿に、「一番搾り」のおいしさにまつわるエピソードを紹介する堤真一の声(ナレーション)と映像を重ね合わせた2篇。中村が20代前半、堤が40代半ばで初めて出会ってから、公私ともに長い親交がある特別な関係の2人にとって、記念すべきCM初共演だ。

撮影後のインタビューで、「今回、CMで初共演した中村倫也さんは堤さんを“芸能界の父”と慕っていると伺いました」と聞かれた堤は「倫也さんと同年代の俳優さんたちがいろいろテレビに出たりして、不安がっていた20代前半の頃、『お前は大丈夫だから焦るな』『30歳を過ぎてからでもいいんだよ』という話をしたことがあって。それでちょっと気持ちが楽になったところが、もしかしたらあったのかもしれません」と語る。

そして「舞台を一緒にやった時、そういう焦りみたいなものを持っている気がして。ただ、彼はその時点で、いろんな演出家から『若いのに、いい俳優がいる』と言われていて、評価がめちゃめちゃ高かったんですよ。だけど、与えられる役がまだそこまでなくて、本人は不安があったんでしょうね。だから、僕が彼を見て、大丈夫だと言ったのではなく、倫也さんの噂を周りから聞いていたので、そんなに心配しなくていいよと声をかけたんですよ。実際、今はもう同年代の中でバーンと抜けていて、それは予想通りというか、当然だろうなという思いです。僕と一緒にやった舞台で、彼は何役もやらないといけない中、あの若さ、たぶん20代の真ん中ぐらいで本当に器用にこなしていて、上手だなと思いましたし、チームワークをすごく大事にしていたことも印象に残っています」とコメント。

また、「堤さんから見た、中村さんのここがクレイジーだな、変わってるなというところは?」との質問には「彼は今、どちらかというと二枚目の役が多いと思うんですけど、ぶっ飛んだ芝居は本当にぶっ飛ぶんですよ。若い時は萎縮したりもするんですけど、もう行きだしたらトーンと行ける人ですね。瞬発力があって、アホなことをやらせたら、いっぱいクレイジーなことをやると思います(笑)」と笑う。

さらに、「中村さんと二人で『一番搾り』を飲むなら、どんなシチュエーションでどんな話をしたいですか?」と聞かれると、「僕の家に薪ストーブがあるので、その前で一緒に飲みたいですね。しみじみと、味わいながら。火を見ていると落ち着くから、のんびりと楽しい酒が飲めればいいなと。あとは、最近キャンプをするので、一緒に行って、そこで飲むのもいいなと思います。僕らは普段飲みに行っても、他愛のない、くだらない話しかしていないので、そこでもたぶん同じような話をするんでしょうね」と語る。

続けて「中村さんに聞いてみたいことがあれば教えてください」との質問には「できれば、映画や舞台とかでまた一緒にお仕事をしたいんですけど、どうですか(笑)。倫也さんとはコメディー系の作品が多かったので、ちょっとシリアスなものもいいかなと思います」と話し、最後に「お元気ですか。最近は電話で話したぐらいかな。大好きな『一番搾り』のCMを倫也さんがやっているのを見て、本当にうれしかったです。僕ももう60歳、還暦になったので、できれば早めに一緒に仕事がしたいなと思っています。うちの子どもとも遊んでやってください。よろしくお願いします」と中村にメッセージを送った。



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