今年のミス・インターナショナルが決定する「第62回ミス・インターナショナル世界大会 2024」が11月12日、東京ドームシティホールで開催され、ベトナム代表フイン・ティ・タン・トゥイさんが世界一に輝いた。
「ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント」(以下、ミス・インターナショナル)は、「ミス・ワールド」「ミス・ユニバース」と共に“世界3大ビューティ・ページェント”として知られ、1960年に米国で誕生。今年で62回目の開催となった。
パイロット訓練生、デザイナー、外交官、医師など、多彩な経歴を持つ“美と平和の親善大使”たちは、外見的な美しさだけでなく、開催国での国際交流や友好親善、社会貢献活動を通じて世界平和の実現を目指し、日本に集結。今回の大会では、初出場のアルバニアを迎え、約70の国と地域から選ばれた“美と平和の親善大使”が一堂に会した。
各国・地域の代表約70名は、民族衣装審査、イブニングドレス審査、水着審査、そしてスピーチ審査など、多岐にわたる選考を経て、栄えある2024ミス・インターナショナルの座を競った。
そして、見事世界一に輝いたのは、ベトナム出身の大学生、モデル・ブランドアンバサダーのフイン・ティ・タン・トゥイさん。また、2位から5位までの入賞者をはじめ、ミス4大陸(アジアパシフィック/アフリカ/アメリカ/ヨーロッパ)、特別賞(ベストナショナルコスチューム/ベスト イン イブニングガウン/ミス フィットネス/ミス フォトジェニック)の受賞者も選出された。
栄冠を掴んだフイン・ティ・タン・トゥイさんは「TOP1になることができ、この上ないほど幸せです。ベトナムにいる家族、友人、応援してくれたすべての方に感謝しています。自分のスキルや服装、どういう形で表現するかを非常に意識し、ベトナム史上初の1位を目指して努力してきました。ミス・インターナショナル2024として、引き続き努力を続けることを大切にしていきたいと思っています。また、日本からでもベトナムのファンの方々の温かい応援を感じることができ、この応援に応えることができてとても嬉しく思っています。日本の皆様にも温かく見守っていただき、日本のおもてなしにもすごく感動しました。この文化を自国にも持っていきたいと思っています」と喜びを語った。
☆ミス・インターナショナル入賞者一覧
1位 フイン・ティ・タン・トゥイ(ベトナム/22歳/大学生)
2位 カミラ・リベラ・ロカ(ボリビア/26歳/コマーシャルエンジニア)
3位 アルバ・ペレス(スペイン/22歳/医学生)
4位 サクラ・ゲレーロ(ベネズエラ/24歳/医者・モデル・歌手)
5位 ソフィー・キラナ(インドネシア/24歳/ミス・インドネシア[環境])