お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(33歳)が、10月24日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。“高所得者の年金停止”案も飛び出し、物議を醸している年金制度の問題について持論を語った。
番組はこの日、関西経済連合会が「所得が多い高齢者には国民年金の支給を停止か減額すべき」と提言して物議を醸していることを伝え、現役世代の負担が増え続ける年金制度の在り方について考えることに。
この提言に対し、番組MCを務めるEXITのりんたろー。は「痛みを伴う改革は大切かもしれないが、上手くやらないと『じゃあ年金払わねーよ』とシステムが破綻してしまうのでは? 納得のいく移行をしないと、国民はついてこないと思う」と懸念の声。
相方の兼近大樹は「資産を把握するためにマイナンバーが役立つのかな?と思ったが、親族を扶養しているなど個人が抱えている事情までは把握できないだろう。難しい問題だと思う」とコメントした。
また、年金制度について、兼近は「僕らの世代は『君たちが高齢者になる頃は、年金はもらえないものになるからね』と言われて育っているけど、現実は払わなきゃいけないもの。だから、僕は『年金は払うもの』と思考停止してしまっている」と率直な意見。
さらに、社会保障制度をめぐる世代間の分断については「お互いの世代に対するリスペクトが圧倒的に足りていない。高齢者は“してやってる感”があり、現役世代は『全然優遇されていない』と不満を抱えている現状があるから、お互いへの愛が足りていないのでは?」と持論を展開した。