女優の伊藤沙莉(30歳)と、俳優の長谷川博己(47歳)が、マクドナルドの新CMで初共演。“ダブチマンブラザーズバンド”を結成し、名曲「それが大事」の替え歌「それがいまだけダブチ」をリズム良く歌い上げるCM「いまだけダブチ『いまだけダブチ』篇」を10月22日から放映開始する。
マクドナルドは10月23日から、「ダブルチーズバーガー」の期間限定メニュー「ガーリックオニオンダブチ」「辛ダブチ」「トリチ」を“いまだけダブチ”として、さらに朝だけの「ダブチソーセージ マフィン」や、新商品「シャカシャカポテト スパイスチキン味」などを販売。それに先駆けて、22日より放映するCMが「いまだけダブチ『いまだけダブチ』篇」だ。
CMは、懐かしい音楽番組のようなセットと司会者の前に、“ダブチマンブラザーズバンド”として登場した伊藤と長谷川。1990年代初頭に大ヒットした大事MANブラザーズバンドの名曲「それが大事」の替え歌「それがいまだけダブチ」を歌う。ガツンとくる新商品「ガーリックオニオンダブチ」、3枚ある「トリチ」、ちと辛い「辛ダブチ」を、頬張りながらリズム良く歌い上げ、出演者も司会者もカメラマンさえも巻き込んで今だけのおいしさを楽しく伝える内容だ。
撮影スタジオで対面した伊藤と長谷川は、声を合わせるように「おひさしぶりです〜」と笑顔であいさつ。周囲のスタッフが「初共演ではなかったんですか?」とたずねると、伊藤は「共演は初めてなんですけど……以前お会いしたことがあるんです」とニッコリ。実は6年ぶりだそうで、長谷川は「初めて会った時は食事とカラオケで大盛り上がりしました」と意外なエピソードも披露し、監督も「一緒に歌ったことがあるならスムーズに撮影が進みそうですね」と笑顔で話した。
“ダブチマンブラザーズバンド”として「それがいまだけダブチ」を熱唱するという設定の説明を受けた伊藤と長谷川は、そのユニークなストーリーに大ウケ。1990年代のテレビ歌謡ショーをイメージした美術セットを眺めながら、長谷川は「90年代ってそんなに昔じゃない気がするけど…なんか懐かしい雰囲気だな〜」と青春時代を振り返り、伊藤も「髪型も衣装も、めっちゃ時代を感じさせますね〜」と、リボンを飾った自身のポニーテールや可愛い衣装が気に入っていると明かした。
また、歌謡ショーのステージを再現した美術セットにはマクドナルドのクルーが並ぶほか、煌びやかな衣装を着たアイドルや着物姿の演歌歌手など出番を待つアーティストがズラリ。伊藤と長谷川は「あれって、○○さんなのかな(笑)」「あの衣装と髪型は○○さんっぽいね(笑)」と、思い浮かぶアーティストの名前を挙げながら盛り上がる姿も。ギターを弾きながら歌う場面では「オレ、沙莉ちゃんに合わせよ」とサポート役にまわりながら、「ギターは上手そうに見えるように低くしておいた(笑)」と話し、周囲の笑いを誘った。
期間限定で登場する3種類の「ダブチ」の中で、伊藤と長谷川がいちばんのお気に入りと明かしていたのが「辛ダブチ」。ひと足早く味わった伊藤が「これ、けっこう辛いんですよ。チーズが」と感想を告げると、長谷川はややドキドキした表情で頬張ると「うまっ!しっかり辛いけどおいしい!」と驚きの表情に。試食シーンの撮影では「笑顔のまま食べようと思ってるのに、食べる瞬間に“素”に戻っちゃう(笑)」と苦戦しながらも「よし、ずっと笑って食べよう!」と“エア”で食べる練習を繰り返し、OK テイクを獲得した。
一方、これまでもマクドナルドのCMに多数出演してきた伊藤は、3種類の「ダブチ」を食べるシーンで抜群の安定感を披露し、「いい表情してるな〜」と長谷川も感心。しかし新商品の「ガーリックオニオンダブチ」を食べる場面では、パンチの効いたガーリックの香りに魅了され、夢中で“香りを嗅ぐ”仕草を見せるひと幕も。「トリチ」を食べるシーンでは「それがいまだけダブチ」の歌詞にある「肉肉肉」というフレーズに思わず笑いがこぼれてしまう様子も見られたが、特長をアピールするユニークな歌も楽しみながらボリューミーな「トリチ」にかぶりつき、「すごいチーズ感!」と笑顔でおいしそうに味わっていた。
撮影後のインタビューで、1990年代の音楽番組をイメージした美術セットや衣装の感想を聞かれた伊藤は「朝からすごいテンション高かったです!かわいいし…すごいマック愛に溢れた、でも90年代の感じで(笑)。(衣装の)色合いが90年代+マックでちゃんとコラボされてて、すごいかわいいなって思いましたし、セットもすごいかわいいし、私はドンピシャの世代じゃないですけど『なんか見たことあるな〜』っていう感じでしたね。一気に90年代にトリップできて楽しかったです」とコメント。長谷川は「ボクからすると90年代って、つい最近なんですよね(笑)。まさに青春時代って感じで昔の感じはしないんですけど、着てみると懐かしい感じがして、結構時間が経ったんだな…って改めて感じたのと、この当時のこういう雰囲気ってすごくよかったなって、そこに戻った感じがあったのでとても楽しくて、まさに青春を思い出すような現場でしたね」と語る。
また、アーティスト“ダブチマンブラザーズバンド”として歌いながら演じた感想を聞かれた伊藤は「すごい夢みたいでしたよ、楽しかったし。本当に音楽番組みたいで、みんな一緒に歌ってくださったり。ほかの演者さんたちが後ろで一緒に盛り上がってくださってましたし、デビューした気持ちでした」と話し、長谷川も「歌手とかもね、歌がうまかったらなりたかったなって思ったりもしてたので、こうやって実現できてとても幸せな気持ちになりました(笑)。青春時代の感じで、なんかもう昔を思い出しながら、とてもいい経験をさせていただいたっていう感じです」と喜びを語った。