競泳女子の池江璃花子(24歳)が9月25日、自身のInstagramを更新。5年前に患った急性リンパ性白血病について「移植後5年が経ち、本日完全寛解を迎えました!」と報告した。
池江はこの日、「退院してからの生活は想像以上に大変で、退院後も別の大きな病気をしたり、精神的にも苦しかった時期もありました。元気な自分でいると病気であったことを忘れる事も多かったです」と振り返り、「今でもとても長い5年間だったなと感じています。そしてそんな5年間の中で2回のオリンピックを経験できたことは非常に嬉しく思います」とつづる。
そして「競技では、泳げるようになった幸せと、泳げるようになったことで感じる苦しさと、虚しさと、悔しさ。私の中には逃げるという選択肢はないので、これからもそんな自分と闘いながら全力で競技と向き合いたいと思います」とつづった。
報告の最後は「家族、先生、看護師さん、どんな時でもそばにいてくれて、いてくれた仲間たち、そしていつも応援してくださる皆様、改めて本当にありがとうございます」と感謝で結び、「#急性リンパ性白血病 #完全寛解 #9月25日 5歳の誕生日」とタグを添えている。