プロフィギュアスケーターの羽生結弦(29歳)が、9月25日に発売された雑誌「ニューズウィーク日本版 2024/10/1号」に登場。「能登に伝えたい思い」として、「自分は被災地から逃げた」という思いを抱き続けていたと語るロングインタビューが掲載されている。
羽生がインタビューに答えているのは、特集「能登に伝えたい思い 被災地支援を続ける羽生結弦が語った 3.11の記憶と震災を生きる意味」内の「羽生結弦が被災地の能登に伝えたい思い」。
同誌の長岡編集長は「私の出身地である石川県輪島市が、また災害に襲われました。先週末からの大雨で8人が死亡、2人が行方不明になっています。独居の母も8月にようやく避難先の金沢近郊の弟宅から市内の仮設住宅に移り、生活再建へ向け動き出した矢先でした。東京にいて、ほとんど何もできない自分に腹立たしさばかりが募りますが、フィギュアスケーターの羽生結弦さんも16歳の時、仙台で東日本大震災に被災。震災後すぐ拠点を移して活動再開したため『自分は被災地から逃げた、という思いをずっと持っていた』そうです。9月に金沢で能登の被災地の子どもたちを招いたスケート教室とチャリティー競技会を開いた羽生さんに、自身の経験と被災者への思いを聞きました」とコメントしている。