大谷翔平選手と松井秀喜氏、“新旧スラッガーの打撃成績”徹底分析

2024/08/27 09:31 Written by Narinari.com編集部

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8月23日に放送されたスポーツ番組「MLB's ON FLEEK」で、大谷翔平選手と松井秀喜氏、新旧スラッガーの打撃成績を徹底的に分析した。

番組は今回、レジェンド日本人MLB選手と、現役選手のデータを分析。まずは日本人選手で初めて30本塁打に到達した松井秀喜氏と、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の打撃成績を解析した。

通算打率では、松井氏が4442打席で打率.282、大谷選手が2853打席で打率.280と、わずかに松井氏が上回る結果に。ゲストで元MLB選手の西岡剛は「大谷選手のニュースばかり見ているから、上回っていると思っていた」と驚きの声を上げた。

また、打席に占める三振の割合を比べると、松井氏が13.6%に対し、大谷選手は25.7%と倍近くの差が。このデータに、番組MCを務めるお笑いコンビ・さや香の石井は「大谷選手は4回に1回は三振ってことか…」と反応すると、西岡は「この数字の差は解説が難しい。松井さんの時代と比べて、投手の球が速くなっている」と、選手を取り巻く環境が変化し続けていることを伝えた。

さらに、ホームランの打球方向割合では、松井氏は80%近くをライト方向に放ち、レフト方向には2%に満たない数字に。一方で、大谷選手はセンター方向がライトよりもわずかに高く、レフトにも15%の割合で放つなど、同じ左打者でもデータが全く異なっていることを紹介した。

西岡は「松井さんは一般的なホームランバッターの数値。大谷選手は、球場で一番深いセンター方向でも放り込めるという自信があるんだと思う。これによって、引っ張らないホームランも多いと感じる」と分析。その上で「もし日本だったら、松井さんも大谷選手みたいな数値が出ると思う。MLBはスゴい投手が多いので、ホームランを打とうと思ったら松井さんのようにライト方向に引っ張らないといけなくなる」と推測した。

また、MLBジャーナリストのAKI猪瀬は「松井さんと大谷選手の共通点はあるようでない」と持論を展開。続けて「松井さんはメディアとの距離がものスゴく近かった。オフには記者をメンバーに加えた草野球大会を毎年開催したり、自分のユニフォームや洋服をあげたりしていた」と振り返った。

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