現代の“蟹工船”に乗っていた芸人「黒いものがプカプカと」引き上げた結果…

2024/08/13 04:40 Written by ナリナリ編集部

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お笑いコンビ・こゝろの横荒木蟹男(32歳)が、8月11日に放送されたバラエティ番組「チョコプランナー」(テレビ朝日系)に出演。世にも恐ろしい「2年前に蟹漁船に乗ってた時の話」を披露した。

番組は今回、「闇金ウシジマくん」や「九条の大罪」など、アンダーグランドな世界観を描く大人気漫画家・真鍋昌平氏をゲストに迎え、芸人たちが「真鍋先生に聞いてほしいヒリヒリする話」をプレゼンする企画を実施。

その中で、「2年前に蟹漁船に乗ってた時の話なんですけど」と切り出した横荒木は「2年前に、日本海のギリギリの排他的経済水域を、EEZというところで1年間、蟹漁船をしておりまして」と語り、チョコプラから「すごいな…俗に言う“蟹工船”」との声が上がる。

横荒木は「本当に大変やったんですよ。(マグロ漁船よりも)一番きついのが蟹って言われてまして。本当に言えない話ばかりなんですけど…」とした上で、「(EEZ付近で)漁をやっていると、いろんなものが浮いてくるんですよ。他国とも近いので、日本じゃないものだったりとかも浮いてくる中で、そういうものを見つけると、海上保安庁に連絡をして引き上げるっていうのが義務なんですよ。絶対に」と話し、あるとき「蟹漁をしていると、黒いものがプカプカと浮いてた」という。

船長の指示で引き上げることになり、4人くらいの船員で引き上げ「黒いビニール袋をほどいてみると、ボストンバッグだったんですよ。そのボストンバッグの下にロープがついてまして、ロープを手繰り寄せてみるとまたボストンバッグが上がってきて、またそれを上げるとまたロープがついてまして。ボストンバッグ、ロープ、ボストンバッグ、合計7個上がりまして、測ってみると1個60キロあったんですよ。合計7個だから、420キロ」とかなり重いものだったと語る。

引き上げたものは「僕が一番下なんで開けてみると、“白い粉”がビッシリ入ってまして。よく見ると“白い粉”のところにGPSも付いていて」と見るからに怪しいもの。海上保安庁に連絡を入れたところ、「(時間が遅いため)1回港に持って帰ってもらって、ちょっと保管してください」と言われたため港に戻ったそうだ。

そして「次の日も朝、漁が早かったんで、朝、港に行ってみると…」。そこで目にしたのは、普段は全く魚が釣れない漁港なのに「その日だけ、釣り人ばっかりやったんですよ」という見慣れぬ光景。「ここから僕の憶測ですよ?」とした上で、「たぶん警察はGPSがついてるから、その組織は取りに来ると踏んで、でも警察の格好をしているとバレるんで釣り人の格好をして」待ち構えていたが、一方で「組織は組織で、スーツガチガチいったらバレるんで、たぶん釣り人の格好してきたんですよ」と、誰が警察で、誰が組織なのか分からない状況だったという。ただ、大量の“白い粉”は、きちんと警察が取りに来て渡したとのこと。

また、「これも後日談なんですけど…」と、その“白い粉”は「本当に違法なもので、末端価格で言うと526億円」だったと語った。

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