ホアキン・フェニックスが、映画「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」の撮影現場でレディー・ガガに歌声を聴かせ、コーヒーを吹かれたという。
2019年の映画「ジョーカー」の続編となる同新作で、アーサー・フレック/ジョーカーを再演するホアキン。音楽セラピストのリー/ハーレイ・クインとして出演するガガからボーカルのヒントを教えてもらったそうだ。
エンパイア誌のインタビューでホアキンはこう話す。
「僕が初めて歌った時、彼女がコーヒーを吹き出したのを覚えている。いい気分だったし楽しかった。自信が出たね」
「ガガはいつも、『ただ感じたままでいいの。大丈夫だから』って励ましてくれたよ」
「パフォーマーじゃない人にとっては不快なことかもしれないけど、エキサイティングなことでもある」と続けたホアキンは、自身が演じる、精神に異常をきたすキャラクターの歌声を意図的に不完全なものにしたそうだ。
「拙い言い回しや時々外れる音でそれ(不完全さ)を守ることが大事だったんだ」
「アーサーは自分の母親がラジオでこれらの曲をかけるのを聴いて育った。彼は歌手じゃないし、プロの歌手に聴こえるべきでもない。シャワーの時にふと歌い出すような声じゃなきゃいけない」
映画「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」は10月11日、日本で劇場公開予定だ。