竹内涼真が“伝説の男”桐生一馬に、実写ドラマ「龍が如く」世界配信決定

2024/06/04 22:13 Written by Narinari.com編集部

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俳優の竹内涼真(31歳)が6月4日、ホテル雅叙園東京にて開催された「Amazon Originalドラマ『龍が如く〜Beyond the Game〜』世界配信決定記者会見」に登壇した。同作は240以上の国や地域で、10月25日より配信される。

ゲーム「龍が如く」シリーズは、“大人向けのエンターテインメント作品”というコンセプトを基に、セガより2005年に誕生。実在の歓楽街をモチーフに作られた欲望と暴力が渦巻く巨大歓楽街・神室町を舞台に、伝説の男・桐生一馬を中心とした熱き男たちの生き様をドラマティックに描き、国内外のファンの心を掴んできた。

ゲームの中でリアルに再現された日本の街並み、日本文化や数々のプレイスポットなども魅力の一つ。そんな世界的に愛されてきたゲームシリーズが、ついにPrime Videoで実写ドラマ「龍が如く〜Beyond the Game〜」として世界配信されることが決定。本作は、ゲームと同様神室町を舞台に、“堂島の龍”と呼ばれる主人公・桐生一馬の成長物語をオリジナル脚本で描くクライム・サスペンスアクションだ。

本作の主演を務めるのは竹内涼真。また、本作の監督を務めるのは、安藤サクラ主演で数々の賞を受賞した映画「百円の恋」や、世界的に大ヒットしたドラマシリーズ「全裸監督」の総監督を務めた武正晴氏で、骨太で重厚なストーリーとアクション満載の一気見必至な作品を作り上げた。

会見には、主人公・桐生一馬役の竹内涼真と、武正晴監督が登壇。竹内は自前の黒い着物を身にまとい気合十分に登場し、「撮影は去年の5月から約半年間でしたが、この作品に命を懸けてきたので、やっと配信発表を迎えることができてとても嬉しいです。さっきセガの皆さんにお会いしたんですが、『龍が如く』を作った方々から『面白い!』と言っていただけたので、頑張ってきた日々が報われて嬉しかったです」と興奮気味に本作へかける熱い想いを明かした。

さらに本作の見どころについては「本作では1995年と2005年という二つの時間軸が描かれるので、まだゲームでは描かれていない桐生一馬の部分も見ることができる。原作をリスペクトしつつ、新しい『龍が如く』を作っていかなければならないというプレッシャーもありましたが、神室町という舞台で彼らの生き様が生々しくリアルに素敵に描かれていると思います」と明かし、ゲームへのリスペクトとオリジナル脚本が融合した実写ドラマならではの魅力を語った。

武監督は「この作品の監督をすることが決まったときにまず思ったのは、とにかく良い俳優と良いスタッフを集めなければならないということでした。去年の夏、本当に暑くて大変な中でみんな汗まみれになりながら誰も欠けることなく撮影を完走できて安堵しています。素晴らしいキャスト、非常にクオリティの高いスタッフのおかげで良い物になっていると思います」と、世界的に人気を博しているゲームの実写化への想いを明かした。

「撮影中は、桐生一馬という役と自分を切り離すことが出来ないくらい役に入りこんでいた」と語る竹内は、「桐生一馬役をやるんだったら本気でやらなければと思っていたので、もちろん大変ではありましたがキツいということはなかったです。特にヘアメイクチームには感謝していますね。撮影期間、毎日時間が無い中で桐生の背中に入っている龍の刺青を2時間で描いてくれるんです。背中に龍を描いてもらって、ヘアメイクをしていく中で、どんどん桐生一馬に入りこんでいくことができました」と撮影期間を振り返った。

武監督がそんな竹内について「キャスティングのときにまず頭に浮かんだのが竹内くんでした。理由は、まずデカい。桐生一馬という人を演じるためには、そこにいるだけで存在感がある人が必要だった。そしてこの大きな龍の刺青を入れるための大きな背中と、自分の身体のことと努力の仕方をよく知っていて鍛え上げてくれる人。竹内さんはきっとそれに当てはまるだろうと思ったので、信頼してお願いしました」と明かすと、竹内は「僕が人生で初めて映画の現場に立ったのが、11年前の武監督の作品だったんです。エキストラで、たった2秒くらいのシーンでした。それから11年経って、武監督の作品で主役を演じられるというのはとても感慨深かったです。僕は武さんじゃないとこの作品は成立しなかったと思います。神室町という世界観を、武さんがチームのみなさんと一緒に綿密に作り上げてくれていたのが本当に楽しくて、こういう現場っていいなっていう感情を噛みしめながら毎日撮影に臨んでいました」と返答し、お互いの厚い信頼関係を明かした。

さらに、龍が如くスタジオ代表の横山昌義さんからメッセージも到着。「『龍が如く〜Beyond the Game〜』は、間違いなく『龍が如く』のもう一つの代表作となるでしょう。主観視点で楽しむのがゲームだとしたら、これは究極の客観視点で楽しむ『龍が如く』。ゲームをプレイしたファンは、数秒ごとに訪れる意外性とリアリティーに引き込まれ、そして原作を知らない方は、ただそこに実在するかのような世界での出来事に没頭するでしょう。私は一瞬も見逃せない緊張感に溢れた数時間を、世界中の人々と一緒に味わいたいと思っています」と、本作への想いが綴られたメッセージが代読されると、竹内は「原作があるもの、そのキャラクターをもう一度作り直すというのはすごい重圧でしたが、こんな言葉をいただけるなんて、俳優としてすごく嬉しいです。頑張ってよかったな。自分が桐生一馬を演じられてよかったです」と嬉しそうに答えた。

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