EXIT兼近、“ヤングケアラー”支援について「学校で相談窓口を教えるべき」

2024/03/01 18:49 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(32歳)が、2月29日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。“ヤングケアラー”への支援について、「学校で相談窓口を教えるべき」と語った。

番組はこの日、家事や介護を日常的に担う“ヤングケアラー”への支援について考えていくことに。

りんたろー。は「ヤングケアラーを取材した時に、家族が寝静まってから行くクラブが『心の拠り所』と言っていた。勉強や部活ができなくて、同級生から孤立していく中で、『クラブにいる人との会話で心が救われた』と。救いとなる場所は人によって違うので、様々な場所を用意する。そして、そこに繋いであげることが大切だと思う」と話した。

相方の兼近は「『支援すべき』と世間の盛り上がりはあるが、実際に自分で手を差し伸べる人はどのくらいいるのだろう? 本心では興味がないが、口を挟みたいだけの人もいる。だけど、ここまで議論が活発ということは、心の中で引っかかる部分があるからだと思うので、この感情を支援に導いていくことが、“伝える仕事”をしている僕たちがやるべきだと思う。ゆくゆくは具体的な支援の方法を伝えることが出来るようになれば、良い結果になると思う」とコメント。

さらに「ヤングケアラーは助けを求めづらいし、何かを犠牲にしていることに気づいていない。この状況を打破するために、学校で『こうなったら、ここに連絡しよう』と相談窓口を教えるべきではないか?110番通報するべき状況は小さい頃から教わってきたから、躊躇なくできる。同じような教育をして、当事者が助けを求めやすいアプローチが必要だと思う」と話した。

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