クエンティン・タランティーノ監督(60歳)は、「キル・ビルVol.3」が実現するとは考えていないという。
同シリーズに主演したユマ・サーマン(53歳)の娘マヤ・ホーク(24歳)をキャスティングした第3弾を熱望するファンが多い中、タランティーノ監督がその可能性を否定した。
デッドラインによると、同監督は「そうなるとは思わない。私の最後の映画は、男性の映画評論家についてだ。そして舞台は70年代だ」と話したという。
3月には、タランティーノの最後の映画のタイトルが、ロサンゼルスを舞台にした「ザ・ムービー・クリティック」であることが明らかになっており、同監督は10作目となる同作を製作した後に、映画監督を引退すると繰り返し発言してきている。
一方で、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」などで知られるマヤは先月、「ウォッチ・ホワット・ハプンズ・ライブ・ウィズ・アンディ・コーエン」に出演した際に、母のユマ主演で「キル・ビル」第3弾製作の可能性について、こう話していた。
「彼は『Vol.3』製作というアイディアについて話すのが大好きだと思う」
「だから実現するためには、皆が長い間それを口にせず、彼が気分を害するぐらい誰もそれについて聞いてこなくなった時に、これが彼らが求めているものだと見せてやろうってなるんじゃないかな」