新垣結衣が主演、人気コミック「違国日記」の映画化決定

2023/06/06 12:00 Written by Narinari.com編集部

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女優・新垣結衣(34歳)が、累計販売数125万部を突破した人気女性コミック「違国日記」の映画化作品で、主演を務めることが決定した。

原作「違国日記」は、映像化された名作漫画を数多く輩出する女性コミック誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)にて、2017年7月号から掲載がスタートした同名漫画。人見知りな30代女性小説家の高代槙生と、縁遠い15歳の姪・田汲朝、まったく性格も異なる2人の奇妙な交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩みを鋭くも優しい視点で炙り出し、また10代の繊細な心情が描かれている本作は「心が救われる」「人生の本棚直行」と、多くの人々の心を掴み、「マンガ大賞2019」第4位、宝島社「このマンガがすごい!2019」オンナ編第4位を獲得した。

6月8日発売の「FEEL YOUNG」にて、最終回を迎えることが告知されており、6年という連載期間を経て終止符を打つ。著者のヤマシタトモコは2005年にデビューした後、アフタヌーン主催の新人賞・四季賞にて夏・四季賞を受賞した実力派。代表作の中には2021年に映画化もされた「さんかく窓の外側は夜」などがある。

そんな同作の実写映画化にあたり、主演を務めるのが新垣。「見える世界が少しずつ広がっていくとき、じんわりとしたあたたかさが感じられる作品になると良いなと思います」と参加への意気込みを語っている。

映画「違国日記」は2024年、全国ロードショー。


☆新垣結衣 コメント

淡々として、ゴワゴワして、ヒリヒリして、じんわりして。 槙生と朝が一緒に過ごした時間には、そんな一言では表せないような想いがたくさん詰まっていて尊く感じました。ただの親戚でも親子でも友達でもない二人の関係性が好きです。見える世界が少しずつ広がっていくとき、じんわりとしたあたたかさが感じられる作品になると良いなと思います。


☆ヤマシタトモコ(原作者)コメント

この世の誰よりも私が最も驚いていますがなんと映画になります。映画での朝と槙生の風景を楽しんでくださればと思います。


☆「違国日記」あらすじ

人見知りな小説家の高代槙生(35歳)と、その姪・田汲朝(15歳)の女同士の同居奇譚。きっかけは、葬式での一コマだった。交通事故で両親を亡くした朝に、無神経な言葉を吐く親族たちと盥回しにされる朝の様子を見た槙生が、我慢ならず勢い余って私が引き取ると啖呵を切ったのだ。しかし、当の槙生は他人と住むことに戸惑いを隠さず、朝は困惑する。なかなか理解し合えない寂しさを抱え、一緒に居ることでお互いの癒えない傷口に自然と触れてしまう2人だが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに傷と向き合うようになっていく――。

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