イモトアヤコが“母”として雑誌表紙に、撮影には息子も参加

2023/06/05 12:00 Written by Narinari.com編集部

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タレントのイモトアヤコ(37歳)が、6月7日発売のライフスタイル誌「CREA」(文藝春秋)2023年夏号「母って何?」特集の表紙に登場する。巻頭グラビアの撮影には、現在1歳の息子も参加した。

20歳でのデビュー以来、世界中を冒険してきたイモトは、2021年、35歳のときに男児を出産。現在1歳の息子の子育てをしながら、テレビやラジオへの出演、エッセイの執筆など、幅広く活動している。

今回、「CREA」の表紙のデザインイメージは、さまざまなシーンのイモトの表情をとらえたアルバム風。幼き日のイモトを抱くお母さんとの一枚、ストイックに体を鍛える姿、そして普段着のイモトの日常が加わり、イモトの日常を通して「母って何?」を考えられるデザインになっている。

絵本仕立ての巻頭グラビア(写真=松原博子、イラスト=柳智之)のためにイモトが寄稿した、息子への思いを綴った文章「あなたと一緒に冒険して」も必読だ。


☆WEBマガジン「よかん日和」イモトのコラムより(※一部抜粋)

コロナ禍にイモトが立ち上げたWEBマガジン「よかん日和」では、出産後、「母子手帳」というタイトルのコラムで、母となった自分の思いを綴っている。

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息子を産んで、最初の一ヶ月。鳥取から母がお手伝いにきてくれた。
その時、会ってすぐ渡されたのが、母が使っていた36年前の母子手帳だ。相当年期の入ったもので、歴史を感じ、思いを馳せ、なぜだか泣きそうになった。
きっと、産後直後のマタニティーブルーのせいだ。来て早々、号泣するのも恥ずかしいので、どうにかこうにか耐えた。
自分が思い出せる最初の記憶は、3、4歳くらいからなので、それまでの自分自身がどうだったか、この母子手帳を読んではじめて、そうだったんだと思える。
わたしは一切覚えてないが、文章から母の苦労も伝わってくる。
結構、わたしゃ良いお姉ちゃんと思っていたが、勘違いみたいだ。
そして、しきりに綴ってある「耳をかまわないと眠れない」これは、まさかの36歳になった今も続いている。なぜが、眠くなると耳をさわる癖があるのだが、赤子のときから続いていたなんて驚きである。

母子手帳を読みながら、当時の母も今のわたしと同じように悩み、不安を感じながら、今に至るのだなぁ、と今の息子と当時のわたしの成長記録を見比べる。
なんとなくの平均はあっても、正解も不正解もないわけなので、自分のペースでやっていくしかないのだと改めて感じた。
そして、いつの日か、息子が大きくなり、父になる日がきたら、かっこよく母子手帳を渡す母になりたいもんだ。
断捨離が得意なわたしではあるが、そのときまで、しっかり記録し、大事に大事にしようと思います。

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