Winkの名曲「淋しい熱帯魚」、ClariSが当時の世界観再現

2023/06/03 23:07 Written by Narinari.com編集部

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2人組音楽ユニット・ClariSが、6月3日に放送された音楽番組「MUSIC FAIR」(フジテレビ系)に出演。Winkの名曲のカバー「淋しい熱帯魚」を披露した。

6月21日に「淋しい熱帯魚」を大胆カバーしたConcept EPの発売を控えるClariSは、5月6日に「淋しい熱帯魚」のミュージックビデオを公開し、すでに115万回再生を突破。80年代を彩った音楽番組「ザ・ベストテン」(TBS系)、「夜のヒットスタジオ」(フジテレビ系)をオマージュし、細部まで昭和感に拘ったこの作品は、再現性の高さにも注目が集まっている。

そうした中、出演したこの日の「MUSIC FAIR」では、当時のWinkを彷彿させる電飾が散りばめられたドレス衣装に、原曲の振付、楽曲の世界観を再現した表情など完成度の高いパフォーマンスを披露。当時の原曲を聞いていたWinkファンや、初めて楽曲を聞いた若年層も巻き込み、SNSでは大きな賑わいを見せた。

「MUSIC FIAR」の演出を手掛けたフジテレビ・浜崎綾プロデューサーは「今回、ClariSが『淋しい熱帯魚』をカバーすると聞き、ならば映像からも“昭和の残り香”が感じられる演出にしようとWinkが出演した歌番組のカメラワークを研究し、構図、アングルなど実際にWinkが撮られていたものを抽出しClariSに当てはめてみました。まるで時代がタイムスリップしたかのような映像と、ClariSの被写体としての圧倒的な強さがマッチして不思議な映像に仕上がったのではないかと思います」と、並々ならぬ想いとこだわりで番組演出を手掛けたとコメントしている。


☆MVのディレクター・本吉祐士氏コメント

このカバーのお話を聞いて、ClariSは完全にハマり役だと思いました。MVを制作するとなった際に、昭和風の歌番組にしたいというオーダーをいただき、当時の雰囲気を壊さないよう、フィクションのような、ノンフィクションのような独特な作品を作るよう心がけました。その時代を知ってる人も知らない人も何か引っかかるようなMVを作ったつもりです。ぜひ見ていただけると嬉しいです。


☆作詞家・及川眠子氏コメント

作詞家はいつも「その時代を捉えて」詞を書く。だから時が経つうちに「歌が古くなる」のは当然。 でも30年以上前に作った楽曲に、Winkへのオマージュも含みながら新しい命を吹きこんでくれている。感謝。


☆振付師・香瑠鼓(Kaoruco)氏コメント

「淋しい熱帯魚」がカバーされて振付も! 歌がうまいClariS、昭和感でぴったりと高評価コメントが多数。「ストップ!」の肘がほんとはもっと曲がっている振付で、そこがオシャレだと思っていたので、ちと残念だが、こんだけやってくれると創ったかいあるし確かに古く感じない!感謝。

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