ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が、ハリソン・フォード不在で「インディ・ジョーンズ」が続行する可能性を示唆した。6月30日公開の「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」で、ハリソンがタイトルロールの考古学者を演じるのは最後となるものの、インディの冒険が今後も続く可能性があると、ケネディ社長が明かしている。

ポッドキャスト番組「ダゴバ・ディスパッチ」に出演したケネディ社長は、こう話している。

「これはハリソンの最後の出演です。『インディ』シリーズに関して、私たちはそう捉えています。本当のところ、もし私たちが何かするとすれば、将来テレビドラマをするかもしれませんが、今はインディ・ジョーンズの後任を探してなどいません。それだけです」

また今後も再キャストする予定はないとして、「ハリソン・フォードは5作品作りました。ハリソンが創造した非常に特定のユニークな役柄です。スティーブン（スピルバーグ）も同意しています。私たちは、そうしませんよ」と続けた。

1981年のシリーズ開始時からインディ役を演じてきたハリソンは、同新作に関してハリウッド・リポーターにこう話していた。

「いつも物語の最終章をやりたいと思っていたんだ」
「私たちは数年前に、それを考え始めた。私の、私たち皆の野望は、彼は非常にフィジカルなキャラクターだから、彼の年齢の現実に向き合ったストーリーを考えることだった」
「ストーリーや他のキャラクターがどうであれ、彼が減退した後、生き返る姿を観たい。そして皆が納得できるストーリーを手に入れたから、作ることにしたんだよ」