大泉洋、今も忘れられない“伊藤のおばさん”の一言

2023/05/24 13:12 Written by Narinari.com編集部

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俳優の大泉洋(50歳)が、5月23日に放送されたバラエティ番組「おにぎりあたためますか」(北海道テレビ放送)に出演。大好きだったという“伊藤のおばさん”の思い出を語った。

番組はこの日、昭和の面影を残す、札幌の純喫茶を訪問。ナポリタンなど定番メニューの数々を味わいながら昔を思い出し、大泉は「僕は学校が終わったら、隣の伊藤さんのおばさんの家に預けられてたんです。伊藤さんのおばさんが土曜日に作ってくれるナポリタンが好きだったな」と懐かしむ。

そして「伊藤さんの家にね、預けられたときの話をね、僕はたぶん『おにぎり』でしてると思うけど、面白い話は何度しても面白いから、もう1回してもいい?」と、さらに伊藤さんのおばさんの話を切り出した。

大泉は「伊藤さんの家に預けられるわけ。そうすると、たまにウチの親が遅いと夜ごはんもごちそうになるわけね。とっても伊藤さんのおばさんのごはんは美味しいの。ところが、それこそ昭和の時代ですから、お父さんがものすごい怖くて。めったにいないんだけど、お父さんと一緒に食事をすることがあったわけ。お父さんもいて、伊藤さんのおばさんもいて、オレもいて。とっても美味しいごはんだったんだけど、伊藤さんのおじさんがめっちゃ怒るわけ。『なんだいこのごはんは!?』。特に米に対して『どうしてこういうことになるんだい? なんだいこのごはんは。全然おいしくない。どうしてこういうことになるんだ!』。もう鬼詰めするわけ。僕の大好きな伊藤さんのおばさんに対して。『なんて酷いこと言うんだろう。こんなに美味しいのに』と思って。だけど何にも言えないし、僕は黙って食べてたの」と、ある日の出来事を語る。

すると、また数日後に「同じシチュエーションが来たの。また伊藤さんのおじさんがいて、僕がいて。そこにごはんが出たわけ」と、再びおじさんを交えて食卓を囲むことになったそう。そして、おばさんから「洋ちゃん、ごはんはどうだい?」と聞かれたため。“大泉少年”は「ここぞとばかりに伊藤さんのおばさんを助けなきゃと思って、『おいしいよ、おばさん。すごくおいしい!ごはんとってもおいしい!』」と伝えたところ、おばさんが放った一言は「きょうはおじさんが炊いたのよ…」。

“大泉少年”は「もう若干うつむき加減で『そうなんだ…』」とつぶやくのが精一杯、おじさんは「そうかい? おいしいかい? 洋ちゃん」と満面の笑みを浮かべていたという。

この話に、室岡里美アナ(32歳)は「怖い話ですよ!それ…」、戸次重幸(49歳)は「援護射撃のつもりがもう…攻撃だったね」とコメント。大泉は「忘れられない。『きょうはね、おじさんが炊いたのよ…』」と苦笑した。

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