女優・西野七瀬（28歳）、石井杏奈（24歳）が、アサヒ飲料「和紅茶 無糖ストレート」の新CMに出演。5月12日より、「和紅茶姉妹」編の放映を開始する。

「和紅茶姉妹」編は、国産茶葉を100％使用した「和紅茶」が大好きな姉妹の物語。西野演じる“和（のどか）”は、おっとりとしていて芯のある姉、石井演じる“香（かおり）”は人懐っこく、正直な人柄の妹という役どころで登場する。

今回の新CMでは、仲良し姉妹が母の実家を訪れたという設定のもと、古民家の縁側でそれぞれ好きな柄の浴衣に着替えた二人が「和紅茶」を飲みながら、その味や香りについて楽しくおしゃべりするストーリーを通じて、無糖なのに香りは甘い「和紅茶」の魅力を伝えている。一番の見どころは、西野と石井の涼しげかつチャーミングな浴衣姿と微笑ましい京都弁の会話。自然体の姉妹が醸し出す素敵な空気が、見る人をふと笑顔にする新CMに仕上がった。

撮影は2月上旬、都内の古民家で行われた。この日は朝から青空こそ広がったものの、時期的にまだ気温が上がらず、冷たい風も吹く中でのロケとなったが、西野と石井は寒さを吹き飛ばす元気な笑顔を浮かべて現場入り。かわいらしい浴衣姿も相まって、現場にパッと華やかな空気が広がると、ちょうど二人が座る縁側にも、雲間から太陽の光が差し込み始め、絶好のタイミングで撮影がスタートした。浴衣は二人とも同じ仕立て（素材）で、柄と帯の色合いに変化をつけている。

15秒という短い尺でより印象的な場面を演出するべく、本番中は西野と石井に対して「やや巻きめに」「ほんの少し喜びの気分を足して」「相手のセリフにかぶせ気味で行きましょう」などと、セリフと表情のニュアンスに関する指示が矢継ぎ早に飛んだ。それでも二人は持ち前の集中力を発揮して、演出の意図を汲みながらも、常に姉妹らしいナチュラルな雰囲気をにじませる魅力的なお芝居を披露。最終的にさまざまなバリエーションのOKテイクを回収できた監督も「今まで撮ったカット、全部良かったです」と絶賛の声を上げ、編集時にどのやり取りを選べばいいのか、嬉しい悩みを抱えることとなった。また、今回はフイルム撮影によって、より柔らかい風合いの映像に仕立てている。

今回のCMについて西野は「杏ちゃんと一緒に縁側でのんびりと撮影できて楽しかったです。見どころは、杏ちゃんの京都弁がすごくかわいかったところかな（笑）。すごく似合ってたから、出身は一瞬『あれ、京都だったっけ？』と思って、聞いたら東京でした」、石井は「なぁちゃんが関西ということを知っていたので、足を引っ張らないよう事前に練習して、現場に入ってすぐに、方言指導の先生からも教えていただきました。今回は一日なぁちゃんと縁側でいろいろお話することが多くて、すごく楽しかったです」とコメント。

2人は初の姉妹役となったが、西野は「私は杏ちゃんを妹というよりも、お友達という感じで接していたような気がします」、石井は「私はお姉ちゃんがいないので、今回なぁちゃんがお姉ちゃんという設定がとても嬉しかったです」と感想を語った。