キアヌ・リーブス、ジョン・ウィックの「悲哀が好き」

2023/03/13 05:12 Written by Narinari.com編集部

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キアヌ・リーブス(58歳)は、ジョン・ウィックの「悲哀が好き」で、その役を演じ続けているという。

キアヌは3月6日夜、ロンドンで行われた「ジョン・ウィック:チャプター4」のプレミアで、タイトルロールを愛してやまない理由をメトロ紙にこう語っている。

「彼のユーモアが好きで、彼の意志が好きで、そして彼の悲哀が好きなんだ。彼を演じるのは本当に楽しいよ」

またキアヌは、スタント満載の同作での肉体的な要求について、こう付け加えた。

「本当に一生懸命やっているんだけど、ジョンだと、もうちょっとだけ頑張らないといけないんだよ」

2014年の「ジョン・ウィック」以来、タイトルロールを演じてきたキアヌ、シリーズ4作目では、ジョンが影のヒットマン組織「ハイテーブル」の存在を消し去るために戦う。

一方でキアヌは自身の経験を演技に活かすことについて、2019年にガーディアン紙にこう語っている。

「どんなキャラクターでも、その役柄のページがあり、監督のビジョンがあり、自分の人生の経験があると思う」

そしてジョン・ウィックに自身の喪失の経験を持ち込んだかとの質問には「もちろんそうだ」と答えている。

また「悲しみについてどんなことに興味がありますか」というインタビュアーの質問に、「キャラクターにとっても、人生においても、悲しんでいる人の愛についてだ。その炎と一緒にいられるときはいつでも暖かい。自分は、そのことに絶対的に共感するし、それを乗り越えていくことはできないと思う。悲しみや喪失感というのは、決して消えることはない。ずっと一緒に一生あるものなんだ」

現在アーティストの恋人アレクサンドラ・グラント(49歳)と交際中のキアヌだが、1999年には長年の恋人であった女優のジェニファー・サイムとの娘アバが死産だったという悲劇に見舞われていた。その後2人は破局、2年後にジェニファーは交通事故に遭い28歳で他界している。

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