テレビプロデューサーの佐久間宣行氏（47歳）が、1月1日に放送された特別番組「あたらしいテレビ 2023」（NHK総合）に出演。バラエティ番組で意外な組み合わせのMCが増えていることについて、「『キョコロヒー』の成功がある」と語った。

テレビ制作者たちのトークで、テレビ朝日の小山テリハ氏が立ち上げた「イワクラと吉住の番組」のMCである蛙亭・イワクラと吉住の組み合わせが面白いという話題から、現在のテレビの制作現場では、MC候補は実は30人くらいしかいないという話が出る。

佐久間氏は「これはリアルな話題してるなぁ」と感想を述べ、パンサー・向井慧も「その30人のリスト今すぐ欲しい」とコメント。佐久間氏は「ゴールデンの番組が、ってことだと思うよ。万人が納得するMCになってくると確かに数は限られる」と、制作者たちのコメントにフォローを入れた。

そして佐久間氏は、意外な組み合わせのMCが増えてきた要因として、テレビ朝日の深夜のバラエティ番組放送枠である「バラバラ大作戦」の存在が大きいと話し、「枠がたくさんあるので、拡大できるのと、あと『キョコロヒー』の成功があって。（MCの）組み合わせの面白さでやってみるっていうのが、それぞれのファンも獲得できるし、何かファン同士がぶつかり合わないっていうののいい例になってるのもあって。テレビ朝日が結構意識的ですね。『家事ヤロウ！！！』とかもそうじゃないですか？ あの3人思いつかないですよね」と語った。