タレントの今田耕司（56歳）が、12月3日に放送されたバラエティ番組「今田耕司ネタバレMTG」（読売テレビ）に出演。タレント・小籔千豊（49歳）について、「気付きがすごい」と絶賛した。

番組はこの日、小薮が出演した映画「ある男」の公開初日舞台挨拶で披露した、監督に直談判した「551の豚まん」巡るセリフに関するエピソードをピックアップ。映画の台本には当初「551の豚まんをネット注文したらあんまりやな」というセリフがあったが、小薮は「こんなん言ったら大阪帰れません。『チルドもイケるな』に変えてもらってもいいですか？」と決死の覚悟で監督に直談判し、受け入れられたという。

このエピソードに元アジアンの馬場園梓（41歳）は「（このセリフがあるとわかったら）私も言うと思います。もしこれで嫌な思いする視聴者の方がいたら、そのドラマ自体にクレーム来るかもしれないじゃないですか。だから監督さんは悪気はなくても、大阪の方をあんまり知りはらへんからこそ、そういうセリフになってしまった場合もあるから、もしかしたらこっちのほうが良いんじゃないですか？ 関西人的には（と言う）」と語る。

また、今田は監督などから言われたことはそのままやってしまうタイプで、このケースの場合は「何にも思わずに言うてまうんじゃないかな…。で、よくよく考えたらって思うかな」とコメント。そして「確かにそうやもん。こんなの大阪帰れませんっていう、小薮のこの気付きがすごい。たいがいの人、もらった台本のセリフやし、オレが思ってるんじゃないから。役が言うてるから…って思って、オレでも（セリフをそのまま）言うてまう」と話し、改めて「小薮がすごすぎんねん。小薮の気遣い。もともとの気遣いがすごい男ですからね」と賞賛した。