佐久間宣行氏、古巣テレ東との“絆”告白

2022/12/01 16:27 Written by Narinari.com編集部

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元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏が、11月30日に放送されたトーク番組「デマ投稿を許さない」(ABEMA)に出演。古巣テレビ東京との絆や、局員時代の周囲との関係を告白した。

毎回異なるゲストが抱えるデマ投稿にNOを突きつけ、「真実を言っても炎上するだけ」「本当のことを言う場所がなかった」というゲストの胸の内を、俳優・坂上忍が公平な立場から解き明かしていく同番組。

この日、ゲストの佐久間氏について、番組が“実はテレビ東京をクビになっただけでは?”という投稿を取り上げたが、これを坂上は「そんなことあるわけないじゃん」と即否定。「今でも社長、会長とお会いするぐらい円満です」と話す佐久間氏に、坂上は「テレ東の看板を背負ってるよりも、もう少し幅広くお仕事をしたいとかいう思いだったんですか?」と独立した理由について掘り下げる。

佐久間氏は「フリーのディレクターみたいなオファーが在社中に来るようになって、テレビ東京が悩んだのが何個もあったんです。テレビ東京としては儲かるかもしれないけど、局員がやっちゃダメだな、みたいな」「最終的に、僕が辞める半年前くらいからテレビ東京が『任せるわ』みたいなことになっていたので、悩んだんですけど、辞めます(と言った)」と、退社を決断するまでの経緯を説明。

さらに、テレビ東京での担当番組を続ける代わりに、年間契約という形におさまったという佐久間さんは、「だから、フリーのディレクターのギャランティーとしてはめちゃくちゃ安いんです」としながらも、「テレビ東京が提示してくれて、それはもちろん喜んで(受けた)」と続けた。

一方、特別扱いともとれる待遇に対して、他の局員から嫉妬はなかったのかという質問に、佐久間氏は「30代の頃はあったと思います」「その代わり偉くなる道をやめたので」と振り返り、「僕は40代からおかげさまで番組をいくつか当てたのもあって、CP(チーフ・プロデューサー)とかになる(話が出た)のを、『どうぞどうぞお先に。僕ディレクターやりたいんで』とやってたんで、その時期にもう嫉妬はなくなった。なので、(テレビ東京を)辞めたときも出世争いに加わらなかったから嫉妬はなかった」と語った。

佐久間氏の話を聞き、坂上が「そっか。地位よりも金をとったていう…」と言葉をこぼすと、「“地位よりやりがい”って言ってください(笑)」と即座に訂正する佐久間氏だった。

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